何故 サン族が壁画を描いたのか、
そして何故描かなくなったのかは
誰にもわかっていません。
サン族の口伝えによる伝統文化の中にも
答えは残っていません。
現代のサン族の人々は、
古い壁画から遠い先祖を偲んだりすることもなく、
こうした絵を描くことも、もうありません。


近年 世界遺産リストに加えられた
ナミビアのトワイフェルフォンテイン。
5000点以上あるといわれる
ブッシュマンの壁画が
灼熱の岩の丘に点在します。

6000年前から2000年前に描かれたと推定される
おびただしい動物や人間たち。
太古の昔の超自然的世界を
今によみがえらせています。

岩盤いっぱいに広がる
生き生きとした動物たちは
写実的なものもあり、 不思議な形象のものもあり、
狩られる動物への尊敬、共感、畏怖を表現しながら、
現実の世界であるこちら側と、
不思議な力が支配するあちら側の世界を
つなぐ扉の役割もはたしていると
考えられています。



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