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広大な海岸で一心に何かを掘る男あり。
男の狙いは、ダイアモンドの発掘?
それとも死体の埋葬?


男の動きが止まった、、、?

「最果ての町」ルーダリッツ、、、。
ナミビアの南西部、砂漠と冷たい大西洋に囲まれたこの町は
見放されたような、荒涼とした雰囲気を持っています。
でも、厳しい自然に囲まれたこのエリアには
世界でもっとも美しいものが眠っています。
そのひとつはダイアモンド。
ダイアモンドのゴーストタウン 「コルマンズコップ」も
すぐそばですし、海底や海岸で、いまだにダイアモンドの
発掘が続けられています。
そして、あまり知られていないもう一つの「美」とは、、、?



「砂漠のバラ」
は 砂漠の砂に含まれるGypsumと Calcium sulphate salts
の結晶です。ルーダリッツは砂漠のバラでも有名で
許可を取って掘りに行くことができるんです。
貴重なこの薔薇たちは環境省に保護されているので
一人当たりの採掘量も決まっていて、「バラ掘り」には
必ずオフィサーが同行します。
掘り出したものは、ただの砂の塊にしか見えないのに
水をかけると、魔法のようにバラの結晶が
姿を現します。

こんなに小さなバラでも
育つのに数年、数十年かかるんですって!

何度見ても感動の「バラ誕生」の水かけ。
隣にいるのはオフィサーのアシスタント?の
男の子。

砂漠の国ナミビアでは、水は超貴重品。
花の栽培は沢山の水を必要とするので、
外国からの輸入に頼る高価な花屋も
国中で数軒しかありません。

でも、厳しい自然の中では 
今日も 砂の下で
時を越える美しいバラが
ゆっくりと 育っています。

花びらの上にきらきら光る砂粒が
無数についていて、 とっても綺麗。

もともと 砂と水にすぎなかったものが
自然の力でデリケートな結晶に
生まれ変わります。