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砂漠のゴーストタウン

ナミビアの南西部に広がる広大な砂漠には
立ち入り禁止のダイアモンド区域があります。
その中にポツンと残っているのが、
有名なゴーストタウン「コルマンズコップ」。
ダイアモンドで栄え、美しい石が
掘り尽されると同時に廃墟と化した
砂の町です。
1908年4月
1人の鉄道管理人が、このあたりで
子供達がきらきら光る石で遊んでいるのを
見かけます。石に多少知識のあった彼は
早速この石を鑑定にかけ、
ダイアモンドとわかると、鉄道の1基点に
すぎなかったコルマンズコップは
ダイアモンド発掘ラッシュで
一時に栄えました。折角敷いていた鉄道も
線路上の石がダイア混じりだとわかると
たちまち取り払われ、町はダイヤで大繁盛!

ドイツから輸入された家々が立ち並び、
カジノ、ボーリング場、ダンス場までできて、
砂漠の真ん中なのに、塩水の水泳プールまで
建設、生活用水は、わざわざ
ケープタウンから真水を運ばせ、
キャビアや香水をフランスから
輸入したり、と繁栄を極めました。
当時は裏庭に散歩に出ても
ダイアモンドが拾えたんですって!

豪華だった家々の中には
砂が入り込み、
ゆっくりとドアや窓が
押しつぶされていきます。
壁には美しい紋様が、
まだ残っています。
当時の壁の中には
小さなダイアモンドも
混じっているらしい、、、。
美しい、砂漠の夢のあと
開けたら閉めてね!
やがて。
ダイアモンドは採り尽くされ
1956年にコルマンズコップ最後の住人が
町を去ると、砂漠はゆっくりと、
狂乱のあとを自然に還していきました。