アフリカに捨てるものなし

アフリカの良いところはどんな物でも必ず「拾う神」
がいるところ。ここで生まれ、または流れついた
モノ達は最後の最後まで利用され、
その寿命を全うします。
写真はマダガスカルのボトル屋さん。
薬ビンからコーラなどのプラスティックボトル、
車のオイルボトルなど、きれいに洗ってお店に並んで います。
また、よく道路わきに蜂蜜や自家製レモネードなどの
小さな店が出ていますが、やはりコーラや
ファンタなどの2Lペットボトルに詰められています。
特に、マラウィやマダガスカルのような貧しい国々では、
こうした廃品利用の創意工夫には
目を見張るものがあります。

マラウィに住んでいた時、車のバッテリーが爆発した
ことがありました。ひどいガタガタ道を運転していて、
車が軽くジャンプすると同時に、「ボンッ」という
爆発音。あわててボンネットを開けてみたら、
バッテリーの上部に大きなひび、
酸が溢れ出してさあ大変!
さて、マラウィで自動車修理ガレージと
いえば、大抵道端の木の下にボロッちい手書きの看板に
「Car Mechanic」とか「Ndindi Garage」とか書いてあって、
おっさんがひまそうに座っているだけ。
工具も十分に持ってないことも多いんだけど、
この時バッテリー修理に登場したのは、
やせたマラウィ人のおばさんでした。
修理道具は赤いプラスティックのお皿と、ロウソク1本。
おばさん、やおらロウソクに火を灯し、炎でお皿を
溶かしながら、ひびの入ったバッテリーをお皿の
プラスティックでつぎをあて始めました。
所要時間約1時間弱。
緑色のバッテリーは赤い継ぎはぎだらけだらけになり、
まるで血みどろの交通事故被害者のような有様、
でも完璧に修復され、 めでたしめでたしでした。
大いなるアフリカの知恵!




子供達は買い与えられたおもちゃなどないので、
自分達で遊び道具を作り出します。
市場で使われたポリ袋を何重にも丸めてサッカー
ボールにしたり、ある時など、マラウィ湖のほとりの
小さな村に行ったら、白い細長い風船があちこちに
転がっていて、土壁の貧しい村に似つかわしくない
ファンタジーの世界だわと感心して近寄ってみると、
政府支給(無料)のコンドームでした。
もちろん子供達は大喜び。マラウィの辺鄙な村に
ふわふわと浮かぶ白い風船と駆け回る子供達。
ちょっと不思議なほほえましい世界でした。


足元にご注目!

写真はマダガスカルの子供で、缶で作ったおもちゃを
紐と棒で引っ張ってお散歩中。
ちなみにサンダルは車のタイヤで出来ています。
私もマラウィで一つ注文してみましたが、値段は
約100円。すごくしっかり出来てるんだけど、
タイヤのゴムの中に埋め込まれた針金が痛くって
ヤワな私めの足には向きませんでした。
その後、あきらめて普通の安ッぽ〜いビーチサンダル
を買ったんだけど、さすがにアフリカの安物、
すぐに底の部分がもろくなって、鼻緒の部分が
抜けてしまいました。直しても直しても抜けるので
あきらめて首都リロングウェのとある街角の
ごみ箱にポイッと捨てたら、数分としないうちに
若い男の子がやってきて
「今捨てたサンダル、もらってもいいだろうか」
と、大変喜んでもらっていきました。
何故かちょっと罪悪感、、、。






同じくマダガスカルの防虫スプレーの缶で作られたおもちゃ。
フランス車のシトロエンが人気のようです。
車内には、ステアリングウィ−ルから、座席まで
付いていて なかなかの優れもの。



こんな風に、どんな物でも無駄なく最後の最後まで
使い切るアフリカには、当然道端のごみも少なく
「拾う神」あれど「捨てる神」なし。
「捨てる!技術」がベストセラーになる日本で
私達が見習いたいアフリカのココロです。



アフリカの宝石、ナミビアに行きませんか?



 ナミビアどこ?から始まった今回のツアーは、
日本では地図はもとより、詳しい情報も手に入らないまま
スタートしました。テントと寝袋の生活なんてホームレスにでも
ならない限り出来ないと思っていましたが、大変快適でした。
海外ツアーの盛んな国と違って、見るもの,聞こえるもの、
肌で感じるものがすべて新鮮で、遠い地球の流れの中に
身を置いた気分にしてくれました。
案内してくれたマーティンさんはまさにワイルドライフの専門家、
あの広い国をまるで自分の庭のように熟知しており、
はるか先の小さな生き物をも見逃さず、
車をたびたび止めながらの道草旅行でした。
キャンプでの楽しみは火を囲んでの食事、
千春さんと二人で作る料理を楽しみ、
満天の星空の下で心地よい夜を迎えました。
ただ、夜中にさまざまな動物が訪問してくれたり、
ライオンの吠え声がめざまし時計の代わりになったこともありまたが。
地球を肌で感じる旅、そこに行かなければ人には
絶対に伝えられないエキサイティングな体験でした。

(You and Africa ツアー参加者の寄せ書きより)


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