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世界でも最も古い砂漠。 その砂漠をずんずん旅していくとフレイと呼ばれるものに出会います。
それはアフリカーンス語で「一時的な湖」という意味です。
ナミビア中央部の山々から流れるソッスス川が
フレイにたどり着くに十分な雨が降るのはおよそ5年に一度くらいでしょうか。
それでも海まで流れ出すにはとても水量が足りず、
フレイから西へ数キロで止まってしまいます。
砂丘の海が川をせき止め、水を吸い取ってしまうのです。
運のいい年でさえ、フレイの深さはわずか数センチにとどまります。
砂漠の地下深くには硬い地層や粘土の層があり、水はそこに貯水され
その水のお陰で、砂漠の数少ない木々が生き残れるのです。
こんなに厳しい場所で生きるなんて不可能のように思えますが、
実は砂漠はたくさんの生物の命を支えているのです。
数年前にここで出会った動物の家族の話をしましょう。
それは子供を連れたゲムスボックの夫婦でした。
美しい姿に私は大喜びでしたが、向こうはこの出会いを歓迎せず、
すぐに親は子供を守るために砂漠の中に姿をくらまそうとしました。

でも今はこの驚くべき場所にあなたをおいて、
お話の続きはまた来週にしましょう。





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